ムーミンバレーパーク開園、作者の姪来園 コケムス設置

 フィンランドの作家トーベ・ヤンソン(1914~2001)が描いた「ムーミン」をテーマにした「ムーミンバレーパーク」が16日、埼玉県飯能市にオープンした。ムーミンの公式なテーマパークは、母国以外では世界初という。
昨年開業した北欧文化の体験施設「メッツァビレッジ」に隣接。約7・3ヘクタールの敷地にはヤンソンの文学や芸術作品に触れられる「KOKEMUS(コケムス)」(フィンランド語で「体験」)や、ムーミン一家の暮らしを再現した「ムーミン屋敷」がある。

 この日は作者の姪(めい)のソフィア・ヤンソンさんも来園。「トーベ・ヤンソンを知ることで、生きていくための前向きな力を、特に子どもたちに与えられることを願っています」と話した。

 午前10時~午後8時。入園料は中学生以上1500円、4歳~小学生1千円。