千葉市  野菜高騰  

千葉市     野菜高騰

ダイコン・ハクサイ倍以上 昨秋以降の天候不順で

昨秋以降の天候不順が影響し高騰が続いている野菜。千葉県内も昨年10月の台風で、キャベツやダイコンの一大産地である銚子市や旭市の農家が甚大な被害を受けている。千葉市地方卸売市場(同市美浜区)ではダイコン、ハクサイなどの卸売価格が平年の2倍以上に上昇している。消費者からは「高くて買えない」とのため息が漏れ、家庭の台所を直撃している。

同市場の千葉青果によると、平年1本120円前後だったダイコン(千葉産)が280円に、1玉250円前後だったハクサイ(茨城産)は600円と、約2・5倍の卸値となっている。千葉県産のキャベツは、1玉300円を超えて1・5倍程度の価格。平年は取り扱いのメインになるが、出荷量も落ちて愛知産が上回る。

千葉青果の担当者は「台風で苗が流れてしまった。塩害を受けたものは植え替えたが、平年より寒くなるのが早く、育っていない」と価格高騰の原因を話す。50品近い野菜を扱うが、1キロ当たりの卸売価格は平均して前年比約1・5倍高くなっている。

千葉市若葉区の農産物直売所では400円の値札が付くダイコンも。例年の1・5~2倍といい、担当者は「ここまで値が上がるのは珍しい」と打ち明ける。1玉約500円に上るハクサイは4分の1に切るなど、購入しやすい値段になるよう工夫する。

来店した同区の会社員女性(73)は「別の店ではハクサイの外側の葉っぱが売られていた。お店も工夫していると思うが、値段を気にしないでどんどん食べたい」。同区の無職女性(75)は「スーパーより安いから来た。高くてあまり食べられず野菜が不足している」と表情を曇らせた。

今後の見通しについて、千葉青果の担当者は「今がピークで価格は下がっていくが、平年並みにはならない」とみる。ダイコンは2月後半、ハクサイとキャベツは3月まで高値が続くと予想している。

 

本日、千葉市稲毛区稲毛東自宅より依頼を受け、お伺い、車椅子にて

千葉市中央区新町  そごう千葉に行かれました。