千葉市 JR東「B.B.BASE」運行開始

千葉市  JR東「B.B.BASE」運行開始

 

サイクリング愛好家らが自転車をそのまま乗せて目的地まで移動できるJR東日本初の専用新電車「BOSO BICYCLE BASE(房総バイシクルベース=B.B.BASE)」の運行が6日始まった。一番電車の始発駅の総武線両国駅(東京都墨田区)では、同日午前7時から出発式やイベントが行われ、サイクリングタレントとしても活躍する安田大サーカスの団長安田さんらが駆けつけて出発を祝った。

出発式に参列した森田健作知事は「わが千葉県の房総地域は温暖で風光明媚(めいび)、平坦(へいたん)な場所が多く、海の幸山の幸もある。千葉県の爽やかな風を体感してほしい」などPRした。

これに先だって行われたトークショーで、トライアスロンの合宿で館山をよく訪れるという団長安田さんは「泳いで自転車に乗って走ると、ホンマ眠い。車だと(帰路はアクアライン経由で)渋滞だしツラいけど、この電車だと爆睡できる」と話し、場を盛り上げた。

B.B.BASEは首都圏などのサイクリング客の誘客で、観光名所などの地域活性化につなげる狙いがある。週末に両国駅から館山駅(館山市)や勝浦駅(勝浦市)、佐原駅(香取市)、銚子駅(銚子市)の4路線で往復運行。同社が企画する旅行商品を購入して利用できる。

座席の背面に自転車をそのまま立てかけて固定できる専用ラックや、スマートフォンなどの充電用のコンセントを完備。サイクリング客はこれまで、乗車の際に自転車を分解するなどして袋に収納する必要があり、降りた後も組み立てなどが必要で手間がかかっていた。

バイクスーツにヘルメットという格好で一番電車に乗り込んだ柏市の会社員、宇佐見友さん(34)は「今までは自転車を解体して電車に乗っていた。こういう電車はテンション上がります」と喜んでいた。

千葉市の男性会社員(28)は「普段は近くを走るしかやっていなかった。千葉などで乗車できればもっと気軽に利用できる」と話していた。

サイクリング客を呼び込もうと、県などは休憩所やサイクリングコースの整備にも力を入れており、県内をツーリングする愛好家の増加が期待される。

 

本日、千葉市緑区誉田自宅より依頼を受け、お伺い、車椅子にて

千葉市美浜区ひび野ホテルニューオータニ幕張に行かれました