習志野市   ならしのNOW②

習志野市     楽しみながら成長を!~絵本の選び方講座~

 

12月2日、大久保図書館のおはなし室にて、「家庭で楽しむ絵本の選び方講座―乳児向け編―」が開催されました。毎年開催されるこちらの講座は、図書館に寄せられる「どんな絵本を選んだらいいの?」という声に応えて始まりました。幼児向け編は年に1回、乳児向け編は特に人気があり、年に2回開催されています。今回も、定員いっぱいの参加者がありました。

お子さん連れの参加者も多く、和やかな雰囲気の中、講座は手遊びから始まりました。前半は、読み聞かせの目的や意義についてのお話、後半は実際に色々な絵本の読み聞かせを行いながら、絵本選びのポイント解説でした。読み聞かせとは、声を出して子どもに本を聞かせること。早期教育のためではなく、子どもと向き合うための方法の一つです。乳児がどろどろのお粥から段々と普通のご飯が食べられるようになるように、絵本にも、月齢に応じた適切なものがあるそうです。例えば、乳児の身の回りのものにはパステルカラーなど淡い色合いが使われているイメージがありますが、乳児はなかなか目の焦点が合わないので、はっきりした色使いで、輪郭がしっかり描かれた絵の方が見やすいそうです。

心の成長は、身長や体重のように目で見てはかることができませんが、絵本は、その心の成長をはかる物差しになります。絵本に描かれているもの、例えば犬が、自分の知っている犬と同じだと、子どもがハッと気がついて、教えてくれる瞬間があるのです。子どもは音楽を聴くように絵本を楽しむそうで、気に入った絵本を何十回でも読んでとせがみます。大人は辟易してしまうこともありますが、その繰り返しの先に成長が見える瞬間があると思うと、読み聞かせもより楽しくなりますね。
講座終了後には、紹介されたものを含むおすすめの絵本を借りて帰ることができ、参加者の皆さんも、早速絵本選びを楽しんでいました。
習志野市の各図書館では、毎月「えほんのじかん」として、4歳までのお子さんと保護者を対象に、図書館の職員が絵本の読み聞かせや手遊びなどを行っているそうです。また、図書館の職員がおすすめする基本の絵本を選んだブックリスト「赤ちゃんと楽しむ絵本」も配布されています。是非お手に取ってみてください。

本日、習志野市秋津自宅より依頼を受け、お伺い、車椅子にて

習志野市谷津 モリシア津田沼に行かれました。