米新型迎撃ミサイル、日本に売却へ

米新型迎撃ミサイル、日本に売却へ

 

米政府は9日、日米で共同開発を進めてきた新型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」を日本に売却する方針を議会に通知した。

最高高度1000キロ・メートル超での迎撃が可能で、通常より高高度・短距離に発射する「ロフテッド軌道」を含む、北朝鮮による弾道ミサイルへの対処能力が高まる。
SM3ブロック2Aはイージス艦と、日本政府が導入を決めている陸上型イージスシステム「イージスアショア」で運用される。今回の売却予定は「SM3ブロック2A」4発とミサイル発射機4基、技術支援などを含めて、総額約1億3300万ドル(約148億円)となる。
イージス艦搭載の現在の迎撃ミサイル「SM3」は高度500キロ・メートル程度が迎撃の限界とされる。新型ミサイル導入で、迎撃可能高度や防護範囲が拡大するほか、「おとり」などの迎撃回避手段を備えたミサイルへの迎撃能力も向上する。

 

日本国は自国にて開発し 他国に依頼しない国にすべき