松戸市 <千葉県官製談合>前課長を停職3カ月

松戸市 <千葉県官製談合>前課長を停職3カ月

千葉県職員2人が発注工事の入札情報を業者側に不正に漏らしたとして逮捕された事件で、千葉県は5日、このうち官製談合防止法違反の罪で罰金の略式命令を受けた東葛飾土木事務所の前維持課長、佐藤好明副主幹(51)=同日付で印旛土木事務所維持課長から高滝ダム管理事務所に異動=を停職3カ月の懲戒処分にした。

同法違反の罪で起訴された東葛飾土木事務所の前所長、佐藤政弘被告(58)=同日付で千葉土木事務所長から県土整備部技監=は起訴に伴う休職とした。

県は2人から事件についての聞き取りを行ったが、詳しい結果は、佐藤前所長の公判に影響を与えるとして公表しなかった。

佐藤前課長は、東葛飾土木事務所が2016年8月に行った排水路工事の入札を巡り、落札額の下限目安となる金額を、松戸市の建設会社「岡本組」の元取締役、高松英範被告(74)=公契約関係競売入札妨害の罪で起訴=に漏らし、岡本組に落札させたとして昨年12月に略式起訴。千葉簡裁から罰金80万円の略式命令を受け、納付している。

県によると、佐藤前課長は略式起訴内容を認め「県民に不信感を持たれる行動をしてしまい申し訳ない」と話しているという。入札や業者と接触機会が少ない部署に異動した上で停職。

一方、上司だった佐藤前所長は同入札で、予定価格の目安や、総合評価方式で落札業者を決める際に参考とする各業者の技術評価点を、高松被告に事前に教えたとして昨年12月、千葉地検が起訴した。

佐藤前所長について県は、今後の公判の推移を踏まえて懲戒処分を判断すると説明。認否の聞き取り結果も明らかにしなかった。

 

本日、松戸市東松戸自宅より依頼を受け、お伺い、車椅子にて

松戸市松戸伊勢丹松戸店に行かれました。