千葉市

平和や自然保護への思いを作品に託して・・・「平和を願う美術展」

 

平和や自然保護への思いを絵画や彫刻などの作品に託した美術展が千葉県立美術館で開かれています。千葉市中央区にある県立美術館では30日から「平和を願う美術展」が開かれています。

会場には千葉県にゆかりのあるプロの芸術家や美術愛好家約130人が油彩や水彩、彫刻など様々なジャンルの作品を出展しています。1つひとつの作品には平和や自然保護への視点が貫かれていて、中には時事問題を批判的に切り取った作品も展示されています。

千葉県美術家の会代表の成川雄一さん
平和を願う千葉県美術家の会代表の成川雄一さんは「優しい気持ちを表現することも平和につながるはずだし、自分の意志をはっきり持ち、良い行動をするように作者も観る人もあってほしいと思う」と話しています。

平和を願う美術展は11月4日まで開催され、期間中には平和を願う千葉県美術家の会の創設メンバーの1人である石橋別人さんを偲び、石橋さんの作品を解説する企画も行われるということです。