千葉市  ジビエ、鋸南・佐久間ダムでBBQ大会

千葉市    ジビエ、湖畔ウオーク堪能 鋸南・佐久間ダムでBBQ大会

 

野生鳥獣肉(ジビエ)の料理を楽しむ「きょなん地美恵(じびえ)BBQ大会」が4日、鋸南町の佐久間ダム公園で開かれた。県内外から参加した家族連れら約600人が無料提供されたイノシシ焼き肉とぼたん汁を堪能。ダム周辺ではウオーキングイベントも初めて開催され、食と健康づくりを同時に楽しんだ。

イベントは有害鳥獣として町民を悩ますイノシシを資源にしようと、町が町政50周年記念として2009年から毎年企画。定員を上回る申し込みがあった。

今年は新たに2本のポールを使うことで健康効果が高いとされるノルディックウオーキングのイベントを同時開催。子どもからお年寄りまで幅広い年代が参加し、全日本ノルディック・ウォーク連盟の田村秀人技術委員から指導を受けながら湖畔を歩いた後、ジビエ料理を楽しんだ。

ウオーキングに参加した千葉市花見川区の吉野俊江さん(68)は「景色がきれいで楽しい。おなかも空いたのでおいしく食べられた。また季節ごとのダムを見に来たい」と話した。