千葉市  <eスポーツ高校選手権>城北つばさ高

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<eスポーツ高校選手権>城北つばさ高「1勝目標」部活に熱

 

愛知県立城北つばさ高(名古屋市北区)に今秋、コンピューターゲームの対戦競技を行う「eスポーツ部」が発足した。若者を中心に人気が拡大しているeスポーツだが、高校の部活動としては珍しい。12月に初開催される高校生の全国大会に向け練習に励んでいる。

10月下旬の午後2時過ぎ、eスポーツ部の部室では部員たちが5台のパソコンに向かっていた。ゲームが始まると雰囲気が一変。部屋には「(敵は)あっちへ行ったよ」「ありがとう」などと声が飛び交う。5人チームの対戦型で、仲間の後ろで「こっちのキャラの方がいい」とアドバイスする生徒もいた。

同高は単位制の定時制で、昼間部の普通科と夜間部のものづくり科がある。閉校した県立愛知工業高の校舎を利用して昨年4月開校した。eスポーツ部は金子悟校長の呼びかけで今年9月にスタート。自身は未経験だが「面白そう。既存の部活以外に放課後に打ち込める活動になれば」と考えたという。

当初5人だった部員は現在10人に。ゲームセンターの格闘ゲームや家庭用ゲームの経験者はいるが、eスポーツはほとんどが初心者。2年のラハト・ホサインさん(17)は「自宅でオンラインゲームをすることもあるが、みんなで顔を合わせた方が情報を伝えやすい。部活のお陰で学校生活が楽しい」と話す。

エントリーした「第1回全国高校eスポーツ選手権」(毎日新聞社主催、サードウェーブ共催)は12月下旬から開催され、オンライン予選を勝ち抜いたチームは来年3月に千葉市で開かれる決勝に進出する。部長の2年、徳田信忠さん(17)は「親からよく『ゲームはそのくらいにしなさい』と注意されていたのに、こんなに光が当たってびっくり。初心者が多いのでとりあえず1勝し、来年に結果をつなげたい」と意気込んでいる。

◇ことば「eスポーツ」

「エレクトロニック(電子)・スポーツ」の略称で、コンピューターゲームの格闘技やシューティングなどの対戦型ゲームで競う。反射神経や集中力が問われることからスポーツとして捉えられ、国際オリンピック委員会(IOC)などで五輪への採用も議論されている。