千葉市 清らかハナモモ開花 千葉市の泉自然公園
千葉市若葉区の泉自然公園では陽気に誘われたように、バラ科の花木「ハナモモ」が開花し始めた。絶好の“散歩日和”となった14日、清らかな純白の花弁が暖かい風に揺れ、来園者らが桜よりも一足早い春を堪能した。
同市若葉公園緑地事務所によると、ハナモモはモモの園芸種で落葉樹。庭木や切り花として広く栽培されている。同事務所は「見頃は一週間ほど」と予想する。園内では例年3月下旬ごろから見られるユリ科の多年草「カタクリ」約4万5千株も咲き始めているという。
カメラを手に訪れた同市中央区の野鳥愛好家、伊豆角世さん(71)は「花とジョウビタキを撮りたくて朝から待っている。昨日はウグイスの初鳴きを聞いた。これからカワセミの恋の季節が来るので楽しみだ」と笑顔でシャッターを切った。