千葉市 移動支援ロボ“快走”幕張新都心で運転体験

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移動支援ロボ“快走” 公道走行「乗り心地良い」 幕張新都心で運転体験

近未来技術をまちづくりに取り入れようと、千葉市は18日、美浜区の幕張新都心で、移動支援ロボット(パーソナルモビリティ)の公道試乗体験イベントを開いた。参加者は電動車いすに似た移動支援ロボットに“乗車”。青空の下、幕張メッセ(同区)からJR海浜幕張駅方面へ向かって歩道を運転し、ゆったりと景色を楽しんだ。体験イベントはきょう19日まで。

東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれているロボット関連製品の展示会「ワールドロボットサミット2018」の一環。市はロボット技術を積極的に取り入れている先進的地域として同展示会の出展自治体に選ばれ、地元で行う「地域展示」として同体験イベントを開催した。市はロボットなどの近未来技術を活用して、気軽に回遊できるまちを目指している。

同体験イベントでは移動支援ロボット「WHILL(ウィル)」を使用。充電式の一人乗り型で、電動車いすと同じく運転免許は必要ない。搭乗者は左肘掛け部分にあるスイッチで速度を選択し、右のレバーを使って進行方向を決定。スマートなデザインなどが幕張新都心のイメージに合うとして、市が開発会社に協力を依頼した。

スロープも難なく上る移動支援ロボット=18日、千葉市美浜区の幕張メッセ
参加者は4台の「ウィル」にそれぞれ乗車し、一列で歩道を走行。最初は操作方法に戸惑っていた参加者だったがすぐに慣れ、和気あいあいとした雰囲気に。横断歩道やスロープを歩く程度の速さで進みながら、幕張新都心の景観を楽しんだ。

「ウィル」で公道を走行した東京都の会社員、島田伸夫さん(24)は「歩くより少し速いスピードで乗りやすかった」と満足した表情。神奈川県の会社員、平井栄司さん(24)は「乗り心地が良く運転も難なくできた」と話した。

設定した経路を自動で走行する「ILY―Ai」のデモンストレーションも行われた
自動走行ロボット「ILY-Ai」のデモンストレーションも実施。市は千葉大学と協力して同ロボットを動かすシステム開発を進めており、障害物を自動で避ける機能などを来場者に紹介した。