松戸市  流山市が全額負担 麻しん予防接種実施へ

松戸市     流山市が全額負担 麻しん予防接種実施へ

 

松戸市を中心に“はしか”が流行していることを受けて、流山市は予防接種をまだ受けていない子どもを対象に全額市の負担による麻しん予防接種を行う方針を発表しました。

千葉県によりますと、今年9月以降松戸市を中心に計19人のはしかの感染が報告されています。これを受けて流山市は子どもへの感染を防ぐための緊急対策として、麻しん予防接種を一度も受けていない2歳から中学3年生までの市民に対し、費用は全て市の負担で予防接種を行うことを決めました。

期間は16日から来年3月末までで、定期接種の履歴などから対象者は約400人に上るとみられています。対象者に対し流山市は、今後、市から郵送される問診票に必要事項を記入し、市内の指定医療機関で接種を受けて欲しいと話しています。

流山市によりますと、麻しんワクチンの任意接種を全額公費負担で行うのは、県内ではこれが初めてだということです。