習志野市 「旧大沢家邸宅」
習志野市藤崎1-14-13
人々の暮らしていた痕跡が旧石器時代から見られる習志野市には、いくつかの貝塚が残っています。藤崎森林公園も、それが見られる場所の一つです。そんな習志野市民の憩いの公園に、ひっそり佇む昔ながらの家屋があります。
この建物は、東日本で最も古い古民家のひとつです。建てられたのは遡ること350年以上前。1664年に建築され、江戸時代には、千葉の長生村の名主であった大沢家が住んでいました。その後、現在の習志野に移築されたのです。そのほとんどは当時のままで、大切に保存されてきたことがよく伝わります。
外から見るだけでなく、中に入ることもできますよ。土間にあるかまどは、現在も使えるという優れもの。風が穏やかな日の午前中には、実際に火を焚いてくれることも。民具の展示などもあり、当時の暮らしへ理解を深められます。観光客には嬉しいことに、入場料は無料!小学生の自由研究にも最適な観光名所です。