習志野市   金井飛行士、市川で報告会

習志野市  「宇宙を身近に感じて」 金井飛行士、市川で報告会

 

平成29年12月から国際宇宙ステーション(ISS)に長期間滞在し、今年6月に帰還した宇宙飛行士、金井宣茂(のりしげ)さんによるミッション報告会が25日、市川市国府台の和洋学園講堂で行われた。会場には学生や市民ら約1800人が詰めかけた。

金井さんは宇宙に168日間、滞在。「健康長寿のヒントは宇宙にある」としてさまざまな実験を行った。超小型衛星の放出にも成功した。

金井さんは「宇宙を身近に感じてもらえるとうれしい」と話し、滞在時のエピソードを紹介。「宇宙ステーションは大きい。羽を含めると、サッカー場ほどだ」「90分で地球を一周する。窓から日本を見ていると、あっという間に太平洋を越えて、アメリカ大陸が見える」などと語った。

船外活動も行った金井さんは、「宇宙は雄大だが、怖い感じもした」と振り返った。滞在中は仲間と“宇宙バドミントン”や映画鑑賞を楽しんだ。クリスマスにはブドウジュースで乾杯したという。

参加者の質問には「宇宙服はでっかい。風船の中にいる感じ。着心地はよくない」「お酒は大好きだが、宇宙では飲めない」「特別な運動器具で体を鍛えている」などと笑顔で答えていた。

金井さんは東京都出身。市川市立稲荷木小学校から東邦大付属東邦中・高(習志野市)に進学した。