習志野市  不登校、5年連続増加

習志野市

(時時刻刻)子どもの現実、把握半ば 不登校、5年連続増加 学校以外の居場所拡大

 

昨年度に全国で不登校の小中学生は約14万4千人、小中高校などが把握したいじめは約41万4千件で、ともに過去最多だったと文部科学省が発表した。解釈や、学校現場の意識の変化の影響が指摘される一方、低年齢化を懸念する声もある。

小中学生の不登校はこの5年間、増加を続け、今回の文部科学省の調査で、過去最多の14万4千人(2017年度)。中学生より小学生の増加幅が大きく、小学生の不登校は1千人あたり5・4人で10年前に比べて1・59倍になった。
中部地方の公立小で校長を務める50代の男性によると、かつての勤務校で、不登校になった後、フリースクールなどを経て、高卒認定試験を受ける子もいた。