習志野市 春高バレー、男子は習志野が12年連続

習志野市    春高バレー千葉県代表、男子は習志野が12年連続

 

「春の高校バレー」(春高バレー)として開催される第71回全日本バレーボール高等学校選手権大会への出場権(男女各1校)をかけた千葉県代表決定戦の決勝が11日、千葉市稲毛区の県総合スポーツセンターで行われた。男子は2年連続で決勝対決となった習志野と市船橋が対戦。習志野が3-0でストレート勝ちし、12年連続35回目の出場を決めた。女子は市船橋が昨年の優勝校・柏井を3-0で破り、7年ぶり22回目の全国切符を手にした。春高バレーは来年1月5日から、武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)で開催される。

男子決勝は7月の全国高校総体に出場した習志野と市船橋が対戦した。第1セット、習志野は青島の時間差や星倉の速攻などで着実に加点。第2セットに入ると市船橋も飯田のスパイクで反撃に出たが、第3セットまで習志野の勢いを止めることはできなかった。

女子決勝は、市船橋と春高連続出場を狙う柏井が対戦。第1セット、市船橋は山下の速攻や大村のバックアタックでリズムをつかんだ。第2セットでは柏井が反撃。村松のクイックを皮切に、4連続得点などで食い下がるが、要所で得点する市船橋に一歩及ばず、第3セットでも市船橋が主導権を握り、地力の差を見せつけた。

◯習志野・石田勉監督「悔しい思いもしてきたが、3年生が1年生からやってきたことを発揮してくれた。春高は一戦必勝で戦いたい」

○習志野・峯川優心主将「みんなでつかんだ勝利。春高では、仲間たちと千葉県代表としての意識をもってやっていきたい」

◯市船橋・浅井学監督「力の差はそれほどなかった。練習の成果を少しは出せたが、まだ波がある。春高は久しぶりなのでフレッシュに頑張りたい」

○市船橋・小川菜月主将「初めての春高なので挑戦者の気持ちで臨み、悔いのないように全国制覇を目指して頑張りたい」