船橋市 “船橋の梨“出荷始まる
全国有数の梨の産地船橋市で、収穫シーズンを迎えた梨の出荷が23日から始まりました。出荷初日の23日、市内23の農家で収穫された約6千個の梨が船橋市豊富町の選果場に集められました。梨の品種はすべて「幸水」で、ベルトコンベアーに乗せられた幸水は40人余りの検査官に形状や重量、キズの有無などを基準にランク付けされ、段ボール箱に詰められていきました。
地元のJAによりますと、ことしは春が温暖で梨の花の開花が早まり、例年よりも7日程度早く収穫シーズンを迎えたということです。梅雨明け以降の猛暑の影響が心配されましたが、梨の出来は例年並みだそうです。味や大きさは申し分なく、ことしも水分量の多いジューシーな果肉と、シャリシャリとした食感が特徴の「船橋の梨」が味わえると太鼓判を押していました。梨の出荷は10月上旬まで続き、シーズン全体で6万ケースの出荷を見込んでいるということです。
船橋梨選果場運営委員会 吉橋孝夫委員長
「今年も大変おいしくて良い梨ができた。味わっていただければとても幸いです」