船橋市   クッキングペーパーがギネス認定

船橋市

クッキングペーパーがギネス認定、使ってアクアパッツァも 魚河岸祭り25日まで 日比谷公園

 

東京都千代田区の日比谷公園で22日に開幕した第4回「ジャパン フィッシャーマンズ フェスティバル2018~全国魚市場&魚河岸まつり」。復興に取り組む福島県を「応援したい」と足を運ぶ人など、初日から大勢の来場者が魚介料理を楽しんだ。

「歯応えがあって、味が濃厚」。福島県沖で水揚げされ、品質の高さで知られる海の幸「常磐(じょうばん)もの」のヒラメとアナゴがたっぷりと盛られた「常磐もの丼」を味わった千葉県船橋市の村田道郎さん(65)は、「福島の応援がしたくて選んだ」と話した。

福島県の漁業と水産業の復興を応援する「福島のお魚を食べようエリア」では、いわき市の郷土料理「うに貝焼き」や「サンマのポーポー焼き」などのメニューもそろい、新鮮な魚介を求める人が並んだ。

初日は、魚の調理などに使用できるライオンの「リードクッキングペーパー」でギネス世界記録に挑戦するイベントも実施。公式認定員によって、市販品の約10倍にあたる特製巨大パッケージが「最も大きな料理用吸収シート・パッケージ」として認定された。

その後、この特製クッキングペーパーを落としぶたに使い、直径2メートルの大鍋で調理したアクアパッツァ(魚介の煮込み料理)が来場者に振る舞われた。

特に人気を呼んでいたのは、会場で解体したマグロを使った「本マグロ大トロ入り三色丼」や北海道直送のイクラを使った「こぼれいくら丼」。体が温まる「あんこう肝鍋」や「かき鍋」のほか、愛知県蒲郡市の竹島水族館とコラボレーションした「深海魚てんぷら」、カニの半身を豪快に使った「アヒージョ和え麺」なども楽しめる。

最終日の25日には、来場者の投票で、魚料理と商品の2部門計11団体からグランプリを決める「第6回Fish-1(フィッシュワン)グランプリ」を開催する。詳細はhttps://37sakana.jp/jffes/で。