千葉市 <交通違反一掃作戦>出頭要請19回無視 容疑の男逮捕
交通違反で摘発されながら反則金を支払わず、再三の出頭要請にも応じない悪質ドライバーに対する千葉県警の「交通違反長期未出頭者一掃作戦」で千葉東署は3日、道交法違反(信号無視、携帯電話使用)の疑いで千葉市若葉区、自称会社員の男(48)を逮捕した。文書による出頭要請に計19回応じなかったという。
逮捕容疑は2015年11月~17年7月、柏市や八千代市などの道路で計3回、赤信号を無視して貨物車を運転したほか、16年7月22日午前11時5分ごろ、千葉市稲毛区の道路でダンプカーを運転中に携帯電話を使用した疑い。
同署によると、男は反則切符(青切符)を切られながら反則金を納付せず、文書による県警の出頭要請に計19回応じなかったという。容疑を認め「仕事が忙しく行けなかった」と供述している。
県警は6月18日~7月6日に一掃作戦を展開中で、21~81歳の男女計175人を対象に出頭や反則金の支払いを強く求めている。県警交通指導課は「呼び出しに応じない違反者は強制捜査で臨む」としている。