千葉市 長野の来春の花粉飛散量、平年より多め

千葉市    長野の来春の花粉飛散量、平年より多め

 

民間気象予報会社「ウェザーニューズ」(千葉市)は、来春のスギやヒノキの花粉飛散予想を発表した。県内は平年より飛散量が多く、「花粉症の人には症状がつらく感じる可能性が高い」としている。

同社によると、花粉の飛散量は前年夏の天候などによって傾向が決まってくるという。今年の夏は高気圧の影響で晴れた日が多く、日照時間が平年を大きく上回り、スギやヒノキの雄花の生育に適した条件がそろった。このため、来春の花粉の予想飛散量は平年の1・63~1・97倍が見込まれる。

平成26年から30年にかけては、飛散量が平年よりも少なかったことから、花粉症の人にはとりわけ症状がつらく感じる場合もある。特にピーク時には大量飛散の可能性もあり、早めの対策を促している。