浦安市 風しんの患者が増加しています
首都圏を中心に風しんの報告数が増加しています
全国で、10月31日現在 1692件
千葉県、11月7日現在 285件
東京都、10月31日現在 589件
なお、市川健康福祉センター(市川保健所)管内では24件(10月7日現在)が報告されています。
千葉県内の届出数の減少がみられないことから、感染拡大が続いていることが懸念されます。
予防接種を2回受けていない方や予防接種歴が不明な方で、発熱、発疹など風しんを疑う症状が現れた場合は、周囲への感染を防ぐため、必ず事前にかかりつけ医などに電話連絡でその旨を伝え、指示に従い医療機関を受診しましょう。
ご自身の罹患歴や予防接種歴をご確認いただき、感染予防に努めてください。
注記:予防接種歴は母子手帳などでご確認ください
風しんとは
風しんは、風しんウイルスによる感染症です。
飛沫感染や接触感染により拡がり、潜伏期間は2から3週間で、発熱、発疹、リンパ節の腫れなどの症状が現れます。
感染しても症状が出ない不顕性感染の人も15から30パーセント程度存在するといわれており、ウイルスの排出を認め、感染源となることがあります。
妊婦が妊娠初期に風疹に感染すると、先天性の心臓病、白内障、聴力障碍などを特徴とする先天性風しん症候群を発症する場合があります。
風しんの予防接種
風しんの予防には、予防接種が最も有効です。
予防接種法に基づく定期予防接種の対象の方は、麻しん風しん混合ワクチン(MR)を公費(無料)で接種できます。未接種の方は、早めに予防接種を受けましょう。
風しんにり患したことがない、またはワクチンを2回接種していない、もしくは接種歴が不明な場合は、1度かかりつけ医に相談し、予防接種を検討してください。
注記:定期予防接種対象者以外の方は、自費となります。妊娠を希望する女性やその夫を対象に、浦安市では一部助成を実施していますので、ワクチン接種前に健康増進課へお問い合わせください