「核シェルター整備を」
北朝鮮核実験を受けて自民党が4日に開いた対策本部の会合で、核兵器による攻撃からの防護を目的とした「核シェルター」の整備を住宅や公共施設などで進めるよう求める意見が複数の議員から相次いだ。
小林鷹之前防衛政務官は住宅の新築に合わせて核シェルターを設置することを提案し、「税制上の優遇措置などを検討していただきたい」と要請。他の議員も「学校や市町村役場での整備を検討してほしい」などと訴えた。北朝鮮が弾道ミサイルに搭載する核弾頭の開発を進めていることへの強い懸念が背景にあるとみられる