千葉市
ロボ世界大会に桜の嵐 ネットで資金、英語と格闘「入賞を」 千葉県内の中高生チーム初切符
県内の中高生によるロボット競技チーム「SAKURA Tempesta(サクラ・テンペスタ)」が、米国デトロイトで26~28日(現地時間)に行われるロボットコンテストの世界大会に、日本勢として初出場する。クラウドファンディング(インターネットを介した資金調達)やメンバーの確保など、これまでに乗り越えてきた多くの困難を自信に替えて、24日に日本を出発し国際舞台に乗り込む。
同チームが出場するのは米国のNPOが主催する「First Robotics Competition(FRC)」の世界大会。3月に米ハワイで行われた地区大会で「最も優れた初回参加チーム」として評価され、世界大会の切符をつかんだ。
チームは高校1~2年に米ミネソタ州の高校に留学していた東邦大付属東邦高校(習志野市)3年の中嶋花音さん(17)が、現地の部活動でFRCの大会に出場し、その魅力に気づき、同校の友人に呼びかけて結成した。
昨年7月の帰国後は、ロボット工学の本格的な研究を行っている千葉工業大(習志野市)に足を運びプログラミングやロボット製作を学ぶ中で、同様の関心があった渋谷教育学園幕張中・高の生徒らも加わった。現在は男女15人が役割を分担して活動している。
チームの由来は女子が多く日本を連想させる「桜」と、イタリア語で「嵐」を意味するテンペスタを組み合わせた。日本の女性チームが大会に嵐を呼び込もうという意味や、華やかな桜吹雪を連想させるようなチームでありたいという思いを込めたという。
ロボットの製作以外にも英語で書かれた膨大なルールブックを読み込むなど困難かつ膨大な時間を費やす作業に加え、大会参加のための資金調達やスポンサー探しも全て自分たちでこなしてきた。来年以降もチームが継続して活動するため、中嶋さんは「地域との関わりを持っていきたい」と千葉市や習志野市を訪問。面会した千葉市の熊谷俊人市長は「科学都市を目指す本市にとっても非常に良い取り組み」と激励し、支援する意向を示した。
チームリーダーでもある中嶋さんは「ベストを尽くして入賞を目指したい」と意気込んでいる。問い合わせや活動の詳細はホームページhttps://sakura-tempesta.org/
本日、千葉市花見川区こてはし台自宅より依頼を受け、お伺い、車椅子にて
千葉市中央区椿森国立千葉医療センターに通院治療をされ戻りました。