松戸市 一年間で現金9600万円無くなる JAの元係長の女と息子を逮捕
松戸市のJAの支店に勤めていた元係長の女が、支店の金庫から現金700万円を盗んだとして逮捕されました。事件では盗んだ金を受け取ったとして、女の息子も逮捕されています。窃盗の疑いで逮捕されたのは、JAとうかつ中央松戸南支店の元係長松永かおり容疑者(53)です。松永容疑者はことし6月、支店の金庫から現金700万円を盗んだ疑いが持たれています。松永容疑者の次男の西弘樹容疑者(22)も、盗んだ金を受け取った組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕されました。
警察は8月14日にJAからの被害届を受理し、捜査していました。松永容疑者はコピー用紙を紙幣の大きさにして金庫に入れて偽装し、発覚を免れていたということです。2人はいずれも容疑を認めていて、松永容疑者は「息子から金が必要と頼まれた」と供述しているということです。
JAによりますと、去年7月からの約1年間で、金庫内に保管していた現金計9600万円余りが無くなっていたといい、警察が余罪について詳しく調べています。