民間給与、リーマン前に近づく=17年432万円-国税庁調査

民間給与、リーマン前に近づく=17年432万円-国税庁調査

 

民間企業で働く人が2017年の1年間に得た平均給与が432万2000円となり、前年から10万6000円(2.5%)増えたことが28日、国税庁の統計調査で分かった。雇用情勢が好調を持続する中、5年連続で増加し、リーマン・ショック前の07年に記録した437万2000円に近づいた。
調査は1949年から始まり、約2万事業所の約31万人を抽出し、全体を推計している。平均給与は97年の467万3000円をピークに減少傾向にあったが、2013年から上昇に転じた。
男女別は78年から統計を取り始め、男性は531万5000円で、女性は過去最高となる287万円だった。
雇用形態別では、役員を除く正規社員は493万7000円、非正規は175万1000円と、いずれも増加。ただ、格差は318万6000円で、分類を始めた12年の299万6000円から一貫して拡大している。
1年を通じて勤務した給与所得者数は過去最多となる1.6%増の4945万人(うち女性2009万人)。正規社員は3288万人と3.3%増えた一方、前年まで増加していた非正規は1134万人と1.8%減少した。