千葉市  千葉大と京葉銀行協同のecoプロジェクト

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千葉大と京葉銀行協同のecoプロジェクト ”未来の地球に渡す七色の虹”目指して

環境に配慮した持続可能な社会の実現を目指そうと、千葉大学の学生たちが地元の金融機関とタッグを組み、様々なエコ活動に取り組んでいます。

千葉市中央区にある京葉銀行千葉みなと本部では19日、千葉大学環境ISO学生委員会と京葉銀行が協同で取り組むecoプロジェクトの今年度の実施報告会が行われました。環境ISO学生委員会は京葉銀行からの資金提供や取引先企業の紹介、それにノウハウの提供などの支援を受けながら、環境に配慮した持続可能な社会を目指す様々な取り組みを進めています。

学生たちは学生自らが講師を務める企業向けの環境ゼミナールや千葉県内の特産品を大学祭で取り扱う千産千消フェアなど、未来の地球に渡す7色の虹になぞらえた7つの環境貢献企画の取り組み状況を報告。報告を受けた千葉大学の徳久剛史学長と京葉銀行の熊谷俊行頭取は、環境貢献活動に燃える若者たちに目を細めながらそれぞれ今後の支援を約束しました。なお、学生たちは環境に配慮した経営を目指す中小企業向けのコンサルティングにも今後挑戦していくということです。

千葉大学環境ISO学生委員会上田幸秋委員長
「思っていた以上に地球の環境問題が深刻だと感じ、自分が何か一つでも環境を良くすることができればと思い、こうした活動に参加した。まだ学生なので、いくつもの失敗をする時期だと思うが、失敗もありつつ成功に持っていけるような活動ができるのではないか」

千葉大学と京葉銀行は社会貢献の一環として環境に配慮した社会の実現を目指そうと、去年7月にecoプロジェクトを立ち上げ、これまでに両者協同で環境貢献活動を進めています。