千葉市
5/18は「国際博物館の日」関東4施設の4・5月イベントまとめ
博物館が社会に果たす役割について広く市民にアピールするため、国際博物館会議(ICOM)は5月18日を「国際博物館の日」と定めている。大型連休もある4月・5月はお出かけに適した季節。家族の外出先を検討する情報として、東京・神奈川・埼玉・千葉から4施設をピックアップして紹介する。
日本博物館協会によると、「国際博物館の日」を設ける決議が採択されたのは1977年にモスクワで開催された国際博物館会議(ICOM)第11回大会。この大会が5月18日から29日まで開催されたことから、5月18日となったという。2018年の世界共通テーマは「Hyperconnected museums : New approaches, new publics(新次元の博物館のつながり―新たなアプローチ、新たな出会い―)」。
全国各地にある博物館・科学館では、年間を通してさまざまな展示や体験イベントを実施している。5月は子どもの日もあるため、子ども向けのイベントも多い。日本博物館協会の会員館から、東京都の科学技術館、神奈川県のかわさき宙と緑の科学館、埼玉県のさきたま史跡の博物館、千葉県の千葉市科学館の展示内容やイベントをを紹介する。
東京都:科学技術館
住所:東京都千代田区北の丸公園2-1
開館時間:9:30~16:50 入館は16:00まで
入館料:大人720円、中学生・高校生410円、子ども(4歳以上)260円
休館日:水曜日(休日の場合は次の平日)、年末年始(12月28日~1月3日)
科学技術館は、身近な科学の不思議から宇宙をとりまく壮大な不思議とその仕組み、科学を利用して技術を発展させてきた営みを、展示とワークショップによって紹介。2階から5階までの約20の展示室では、多くの展示を触ったり、動かしたり、試したりできる。科学技術の進歩にあわせて、館内施設や展示の更新を行っており、2016年12月に「くすりの部屋―クスリウム」をオープン、2017年3月に「ニュー・エレクトロホール 〈サイバー・リンク〉」をリニューアルしている。
大きな特徴として、実験ショーや工作教室の「わくわくプログラム」が約20種類、毎日40回以上行われていることがあげられる。2018年5月20日には、隔月の日曜日に開催している「日本IBM TryScience実験教室」と、第3日曜日に開催している「理研DAY:研究者と話そう」を実施。いずれも当日受付、参加費は無料(入館料は必要)。
神奈川県:かわさき宙と緑の科学館
住所:神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-2
開館時間:9:30~17:00
入館料:無料(展示室)
プラネタリウム観覧料:一般400円、高校生・大学生および一般(65歳以上)200円、中学生以下無料
休館日:毎週月曜日(祝祭日の場合は開館)、祝祭日の翌日(土日の場合は開館)、年末年始
かわさき宙と緑の科学館は、自然・天文・科学を体験できる科学館。展示室の入口には、科学館がある生田緑地の地層を5分の1の高さに縮めた8mの模型を展示。展示室で自然について学んだ後、科学館がある生田緑地を歩くことができる。生田緑地を案内する観察会のほか、自然ワークショップ(月1回)や実験工房(毎週土曜日・祝日)も行っている。
プラネタリウムで使用されているのは、「世界最高の星空」とも言われているという「MEGASTAR」の最新機種「MEGASTAR-III FUSION」で、科学館のために新規開発された特別仕様機。肉眼では見えない星までをも描くという。ゴールデンウィークには「こどもプラネタリウムまつり」と題して、子ども向け投影を実施する。
埼玉県:さきたま史跡の博物館
住所:埼玉県行田市埼玉4834
開館時間:9:00~16:30 入館受付は16:00まで
※7月1日から8月31日は、閉館・入館受付時間ともに30分延長
観覧料:一般200円、高校生・学生100円
休館日:月曜日(祝日、振替休日、埼玉県民の日を除く)、年末年始(12月29日~1月3日)
さきたま史跡の博物館は、史跡「埼玉(さきたま)古墳群」および国宝「武蔵埼玉稲荷山古墳出土品」をはじめとする貴重な文化財を将来にわたって確実に保存、管理し、その活用を図ることを目的とした博物館。さまざまな体験・イベントも実施しており、まが玉づくり体験や古墳群のガイドツアーなど、同博物館ならではの企画が用意されている。
ゴールデンウィーク中は、古代体験として2018年4月28日と5月3日に「古代人に変身」、4月30日に「火おこしに挑戦」を実施する。また、5月5日には、「古墳キッズガイドツアー」を実施。小学6年生の教科書に登場する国宝「金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)」の出土した稲荷山古墳を中心に、博物館職員が子ども向けに解説する。いずれも申込みは当日先着順で受け付ける。古代体験は参加費(各100円)が別途必要。
千葉県:千葉市科学館
住所:千葉県千葉市中央区中央4-5-1 複合施設「Qiball(きぼーる)」内7階から10階
開館時間:
展示エリア 9:00~19:00 入館は18:30まで
プラネタリウム 9:00~20:00(変動あり)
入館料:
常設展示 大人510円、高校生300円、小学生・中学生100円
プラネタリウム 大人510円、高校生300円、小学生・中学生100円
セット券(常設展示+プラネタリウム) 大人820円、高校生490円、小学生・中学生160円
※GW企画展「わくわく恐竜ランド」は、大人700円、高校生450円、小学生・中学生250円
休館日:月ごとの定められた日(Webサイトに掲載)、年末年始(12月29日~1月1日)
千葉市科学館は、日常の視点で科学を捉え、子どもから大人まで楽しめる参加体験型の科学館。「ジオタウン」「テクノタウン」「ワンダータウン」「プラネタリウム」の4つのフロアがある。ワークショップなどは日によって実施されるプログラムが異なり、Webサイトのイベントカレンダーから実施内容や時間を確認できる。
ゴールデンウィークを含む2018年4月28日から5月20日までの期間(5月7日は休館)には、企画展「わくわく恐竜ランド」を開催する。「恐竜研究室」「恐竜ものがたり」「恐竜プレイ広場」の3つのコーナーで展開。恐竜造形家の第一人者である荒木一成氏が復元した恐竜模型や、ティラノサウルスの爪またはアンモナイトのレプリカを作るワークショップなどが実施される。ワークショップ実施日は4月29日・30日と5月12日・13日。当日先着順で60人まで、午前9時より7階にて整理券を配布する。5月3日から6日には、GWスペシャルイベントとして「ダンボール迷路~恐竜ジャングル探検隊~」の実施も予定されている。
本日、千葉市花見川区幕張町自宅より依頼を受け、お伺い、車椅子にて
千葉市中央区椿森国立医療センターに通院治療をされ戻りました。