千葉市 熱中症を予防しましょう!
熱中症とは…
気温や湿度が高い環境下で、体内の水分や塩分のバランスがくずれる・血液の流れがとどこおるなどにより、体温調節がうまく働かなくなり生じるからだの不調・症状の総称です。発見が遅れ、重症化すると生命にかかわることもあります。
千葉市では、平成29年5月から9月までの間に、250人が熱中症により救急搬送されました(詳しくはこちら千葉市消防局ホームページへ(別ウインドウで開く))。
適切な予防や応急処置の方法を学び、お互いに見守り・声かけし、熱中症を予防しましょう!
熱中症を予防するには…
こんな日、こんな時は要注意
・気温や湿度が高い・急に暑くなった・風が弱い又はほとんど吹いていない
体調や暑さに対する慣れ、運動や水分摂取の有無や程度など行動の条件等によっても、熱中症の起こりやすさが異なり、夜間に屋内で静かにしているとき等にも熱中症になることがあります。
このような方は特に気をつけて
高齢者・車いすの方・体調の悪い方・持病のある方・肥満の方・暑さに慣れていない方など
温度や湿度に対する感覚や、からだから熱を逃がすための汗をかく機能が低下していることがあります。→こまめに、温度や湿度を測り、室温や衣服を調整しましょう。
のどの渇きを感じにくくなっていたり、トイレに行くのが大変で水分摂取を控えたりすることがあります。→ひどくのどが渇いていると感じられなくても、こまめに水分をとる習慣をつけましょう。
子ども
体温調節機能が十分発達していない上に、衣服の選び方や水分・休息のとり方についての知識も十分身につけていません。さらに晴れた日には地面に近いほど気温は高くなり、からだの小さい子どもは、大人より暑い環境にいることがあります。→顔色や汗のかき方などに周りの大人が気を配り、水分摂取や涼しい服装、休息等について促すとともに、年齢に応じて適切な指導をしましょう。
熱中症を予防するには…
風通しの良い涼しい服装をこころがけ、外出するときは日傘や帽子を利用する。
日かげを移動し、涼しい場所でこまめに休息をとる。
こまめに水分をとり、汗をかいたら適度に塩分(※)も補給する。※水500mlに食塩0.5gを溶かしたものやスポーツ飲料など。
遮光カーテンやすだれで直射日光を遮り、室温や湿度をこまめに測る。
帰宅したとき、外より家の中の方が暑かったら、窓を開け風をとおす。
エアコンや扇風機を適度に利用する。
気温や湿度の高い日は、無理な外出や運動、作業等は控える。
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熱中症かな?と思ったら
熱中症の症状
軽度:気分の不快、めまい・立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉痛・こむら返りなど
中度:頭痛、吐き気・おう吐、だるさ、「いつもと様子がちがう」・「力がはいらない」など
重度:呼びかけや刺激への反応がおかしい・反応しない、まっすぐ歩けない、自力で水を飲めない、全身のけいれん、高体温(からだにさわると熱い)など
熱中症の応急処置
涼しい場所へ避難し、衣服をゆるめ、からだを冷やす(氷、冷たいタオルやペットボトル、保冷グッズ等で、首の脇・腋の下・太ももの付け根等にあてるなど)。
吐き気がなく、自力で飲めるようなら、水分や適度な塩分を補給する。
様子をみて症状が改善しないときは、医療機関を受診する。
!!こんな時は、ただちに救急車を呼びましょう!!
自力で水を飲めない、意識がもうろうとする、まっすぐ歩けない、からだがひどく熱いなど
こまめに声をかけあって、暑い夏を元気に過ごしましょう!
本日、千葉市美浜区真砂自宅より依頼を受け、お伺い、車椅子にて
千葉市中央区椿森国立医療センターに通院治療をされ戻りました。