船橋市  スポーツ 野球ひじ:2 

船橋市

(患者を生きる:3580)スポーツ 野球ひじ:2 手術避け、修復に期待

中学1年生だった2016年3月、右上腕骨の軟骨や骨がはがれる野球ひじの「離断性骨軟骨炎」と診断された、長野日大高野球部1年の落合快斗君(15)は、すぐに手術が必要だと言われた。
だが、ひじに痛みはなく、手術は避けたかった。「手術を受けずに治せないか」。悩みを抱えたまま、所属する硬式野球チーム「中野シニア」の練習日を迎えた。快斗君は練習に参加できなかった。
練習の「お世話係」として母の栄江さん(50)もグラウンドにいた。浮かない顔の栄江さんを見た仲間の保護者が声をかけてきた。「場所は遠いがなるべく手術を避けて治療する医師を知っている」。……