松戸市「子どもの安全に心砕く」千葉小3女児殺害事件

松戸市

「子どもの安全に心砕く」=リンさん通った小学校校長ら―千葉小3女児殺害事件

千葉県松戸市の小3女児殺害事件で判決が出たことを受け、レェ・ティ・ニャット・リンさん=当時(9)=が通っていた市立六実第2小学校の伊東隆志校長らが6日会見を開き、「私たちにできることはリンさんのご冥福を祈ること。子どもたちが安心安全で楽しい学校生活が送れるように心を砕いていく」と述べた。

伊東校長は児童らの様子について「事件を忘れることはできないが、子どもたちも少しずつ乗り越えて、落ち着きを取り戻してきていると思う」と語った。

事件後に自治会などの団体で結成した「六実っ子安全安心見守り隊」代表の石井清・六実連合町会長は、「今後も横のつながりを密にし、犯罪を寄せ付けないよう地域の結束を示していきたい」と述べた。その上で、「今後もあってはならないことで、子どもたちの安心安全を確保していくために、できることを一生懸命にしていく」と力を込めた。