松戸市
千葉県松戸、訪日観光客向けに寺を舞台にしたヒップホプフェス開催
7月21日(土)、千葉県松戸市の松龍寺でヒップホップのカルチャーフェスティバル「煩悩 #BornNow 2018」が開催される。
イベントには、シンガーのKick a Showさんやトラックメイカーのillmoreさんなど17組のアーティストが出演決定。当日のタイムテーブルも公開されている。
お寺でチルアウトする「煩悩」とは?
「煩悩 #BornNow」は、ヒップホップを中心とした音楽でお寺や地域住民、若者、訪日観光客をつなぐカルチャーフェスティバル。
訪日外国人の増加に合わせて、日本固有のナイトカルチャーを創出して発展させていくのが目的だ。
「お寺でゆれる、ここに生まれる。」をコンセプトに、2016年には文京区本郷の法真寺、2017年には神奈川県鎌倉の浄智寺にて開催。今年で3回目を迎える。
今回、入場無料エリアでは、「BornFree Stage」でラウンジミュージックを楽しむことができるほか、様々なフードや中古レコード市、ウクレレ体験など充実の内容となっている。
さらに夜の会場では、プロジェクションマッピングにあわせたDJプレイが行われる。
次世代シーンを担うアーティストが出演
続いてイベントの目玉となる出演アーティストを紹介したい。
Kick a Showさんは、渋谷・中目黒などを中心に活動するDJユニット・MO’TENDERS(モーテンダーズ)の歌唱担当としても活動。
どこか懐かしさが香るメロディとトラックに加え、センシュアル(官能的、感覚的)かつユーモア溢れるリリックが魅力的だ。
2018年2月にデビューアルバム『The Twelve Love』を発表し、6月には、渋谷・WWWで初のワンマンライブ「JOURNAL STANDARD presents Kick a Show “The Twelve Love” Release Live」を成功させた。
もうひとりはライフスタイルレーベル・Chilly Sourceに所属し、大分を拠点に活動するillmoreさん。
ラッパー・KOJOEさんのアルバム『here』への参加(6曲)やファッションブランド・AZUL by moussyのCMへの楽曲提供、日本最大級のトラックメイク、ビートメイクの大会「BEAT GRAND PRIX」では2015年、2016年の2年連続で決勝まで勝ち進んだ実績をもつ。
さらに、泥臭くも重い音と言葉が特徴のラッパー・剛斗さんのライブや、独特の線描とアブストラクトなアートパフォーマンスは国内外でも評価を得るデザイナー・竹谷嘉人さんのパフォーマンスも見どころとなっている。
なお、「煩悩 #BornNow」は、プラットフォーム・CAMPFIREでクラウドファンディングを実施中。
前売りの早割チケットを手にすることができるリターンや、ショットガンカクテル108杯のドリンクチケット「煩悩108禊セット」のリターンもある。