千葉市
<反則金>146人から283万円徴収 交通違反長期未出頭者から 千葉県警まとめ
千葉県警交通指導課は23日、「交通違反長期未出頭者一掃期間」(6月18日~7月6日)の実施結果を公表した。反則金を支払わず呼び出しにも応じない175人(違反件数延べ435件)に対し出頭や支払いを促した結果、146人(同337件)から計283万2千円を徴収した。
同課によると、交通違反の主な内訳は携帯電話使用125件、一時不停止55件、速度超過49件、通行禁止42件、信号無視40件。1人当たりの最多違反件数は6件(携帯電話使用4件、一時不停止1件、免許不携帯1件)、最多反則金は4万5千円。対象者の最高年齢は81歳だった。
同課は、再三の呼び出しに応じない違反者に対し、強制捜査などの強い姿勢で臨み、一掃期間中の3日には文書による出頭要請に計19回応じなかったとして、道交法違反(信号無視、携帯電話使用)の疑いで千葉市の男性1人を逮捕した。
同課は「逮捕者が出たことで払う違反者が増え、効果はあった。未納付者に対しては引き続き出頭要請し、応じなければ強制捜査する」としている。