松戸市    「日本の薬は注文が多い」

松戸市

「日本の薬は注文が多い」 転売目的、無許可で医薬品所持 中国人の男を逮捕、送検

無許可で医薬品約13万2千点を販売目的で所持したとして、兵庫県警生活経済課と近畿厚生局麻薬取締部神戸分室などは31日までに、医薬品医療機器法違反(販売目的貯蔵)の疑いで、千葉県松戸市に住む中国籍の会社員張浩浩容疑者(34)を逮捕、送検した。

県警は張容疑者が医薬品をインターネットで日本に住む中国人らに転売し、2016年6月以降、計約2億5千万円の売り上げを得ていたとみている。

送検容疑は12日、東京都江戸川区内の倉庫内に医薬品販売業などの許可がないにもかかわらず、処方箋が必要なホルモン剤やニキビ治療薬など121種類、計13万1514点を販売目的で所持した疑い。

県警によると、5月に同分室から「県内の薬局から医薬品が流れている可能性がある」と情報提供があり、捜査していた。今後入手ルートを調べる。張容疑者は容疑を認めており「日本の薬は安全で効果が高いため注文が多い。これまで約750人に販売した」と述べているという。