市川市   「警察の仕事」学生が体験=採用イベント開催

市川市

「警察の仕事」学生が体験=採用イベント開催―警視庁

警視庁は4日、就職活動中の学生向け採用イベント「警視庁EXPO」を東京・渋谷で開催した。

捜査や交通、警備などの各部門がブースを出展。現役の捜査員らが講演したほか、取り調べや鑑識を体験できるコーナーも設置された。

イベントは昨年に続き2回目で、学生ら約1500人が参加。吉田尚正警視総監は、開会のあいさつで「魅力ややりがいを感じてほしい」と呼び掛けた。2年後の東京五輪・パラリンピックを控え、同庁は今年度、約1900人の採用を予定している。

今回は、捜査の過程を疑似体験できるゲーム「Mission MPD」を初めて導入。参加した学生らは、防犯カメラの画像などを手掛かりに交通事故やひったくり、詐欺事件の解決を目指した。

友人と訪れた大学3年作田葵さん(21)=千葉県市川市=は「現役の職員と話をできるのは貴重な経験。警察官になりたい気持ちがより強くなった」と話した。