千葉市   熱中症搬送最多2256人 7月

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熱中症搬送最多2256人 7月、気温平年比2~3度高く 千葉県「予防徹底を」

千葉県内で先月1カ月間に、熱中症とみられる症状で救急搬送されたのは2256人に上り、2008年の集計開始以来、7月として過去最多となったことが6日、県への取材で分かった。最高気温の平均が平年(過去30年)に比べ、2~3度も高い異常な猛暑に、体調を崩す人が多かった。8月に入ってからも過去最多のペースで推移。暑さは今月いっぱい続く見通しで、県は小まめな水分補給やエアコンの使用など、命を守るため予防の徹底を呼び掛けている。

県消防課によると、7月としてこれまで搬送者数が最も多かったのは13年の1349人。今年7月はこの約1・7倍となった。

7月の搬送者の内訳は死亡が1人、3週間以上の入院が必要な重症が50人、3週間未満の入院が必要な中等症が843人、軽症が1362人。入院が必要な症状となった人は計893人で、全体の約4割を占めた。

死亡したのは、我孫子市の畑で農作業をしていた男性(75)。松戸市立松戸高校の体育館では全校集会に出席していた生徒6人が救急搬送された。高齢者から子どもまで、屋内・屋外問わず熱中症となる酷暑ぶりが浮き彫りとなった。

銚子地方気象台によると、7月は「日本全体がチベット高気圧と太平洋高気圧に覆われて晴天が続き、日射が強かった」(担当者)ため、県内15の観測地点での最高気温の平均は平年に比べ2・4~3・8度高かった。千葉市中央区では平年の28・6度を3・5度上回る32・1度だった。

8月に入ってからも県内の広い範囲で30度超えの真夏日が続き、5日までの搬送者数は575人。同日時点で過去最も多かった15年の463人を超えている。同気象台は「8月も例年より気温の高い日が続く」と見通しており、引き続き熱中症への注意が必要だ。

県環境政策課は、屋内での予防には扇風機やエアコンの使用が有効として「エアコンの使用を『ぜいたく』と感じる人もいるが、命には代えられない。暑さの厳しい日は夜もエアコンを使って」と呼び掛けた。

 

本日、千葉市緑区おゆみ野自宅より依頼を受け、お伺い、車椅子にて

千葉市中央区ひび野ホテルニューオータニ幕張に行かれました。