習志野市
【世界女子ソフトボール】日本2大会連続準V 延長10回、連投上野力尽きる
第16回世界女子ソフトボール選手権大会(WBSC)決勝トーナメントの決勝が12日、千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアムで行われた。日本(世界ランキング2位)はタイブレークの延長十回、米国(同1位)に6-7で逆転サヨナラ負けを喫し、優勝を逃した。2大会連続の準優勝。
日本は同日の敗者復活を兼ねた3位決定戦でカナダを3-0で破り、米国との決勝に進んだ。1点を追う六回、藤田選手が本塁打を放ち、そのまま延長へ。延長十回に藤田選手の2点本塁打で勝ち越したが、ここまで1人で投げ抜いてきたエース、上野投手が米国の強力打線につかまり、最後はこの試合162球目を痛打された。
宇津木監督は「投手が不足していた。これからの2年間でどうやって投手に経験を積ませていくかが課題。野手にも細かい技術を教えないといけない。上野は百点満点の出来だった」と振り返った。
今年で36歳、東京五輪は38歳で迎える上野投手は「勝てなくて申し訳ない。勝ちたかったが、負けから学ぶことも多い。若い投手を育て、今後はうまく継投しながら試合を進めていかなくてはならない」と話した。