船橋市  【高校ダンス部選手権】

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【高校ダンス部選手権】スモールクラス 市立千葉、東葉が会場魅了

 

横浜市のパシフィコ横浜で16日に開催された「第11回日本高校ダンス部選手権(スーパーカップダンススタジアム)」全国大会のスモールクラス(2~12人)には、県内からはともに全国大会初出場の市立千葉(千葉市)と東葉(船橋市)が出場した。入賞は逃したが、若さはじけるパフォーマンスに会場が盛り上がった。

市立千葉は、2年の男女7人が「フォーマルなパリピ(パーティーピープル)」をテーマにヒップホップを踊った。演技冒頭と最後は横一列に並び、息のあったダンスを披露。深紅のジャケットや黒い帽子などシックな衣装が舞台で映えた。部長の2年、遠藤環(たまき)さん(17)は「チームがまとまらない時期もあったが、全国の舞台に立てて幸せです」と達成感に満ちていた。

また、東葉の女子12人は、気持ちの高ぶりを表す流行語「まじ卍(まんじ)」をテーマにフリースタイルのダンスを踊り、女子高生らしさを表現。「卍」の形を腕や手で表現し、コミカルな演技で会場を魅了した。部長で3年の宮本莉歩さん(17)は「楽しくて自然に笑顔になる。広い会場に圧倒されたが、全力を出し切り悔いはない」と話した。