船橋市 今度はラーメン屋に 芸能界の転職王・坂本一生の“雑草魂”
芸能界の転職王、タレント坂本一生(47)が今度はラーメン店をプロデュースし、自らの名前を冠した「一生ラーメン」を売り出したりしている。千葉県船橋市に今年6月オープンした「屋台拉麺一’s(いちず)」。焼き肉店とラーメン店を展開する「一’sエンタープライズ株式会社」の取締役に招かれたのをきっかけに、メニュー開発などで尽力しているというのだ。先日もSNSで自身がプロデュースしたオリジナルラーメン(期間限定)の味についてPRしていたのだが、関係者を通じて問い合わせると、坂本本人のコメントが返ってきた。
「今後も、新しいラーメンをどんどん考えていきますので、よろしくお願いします」
自ら厨房に立って試行錯誤しているそうで、「湯切りはハタで見るより難しいんです。シャッシャッと切りたくて、思い切りテボを振ったら、麺が飛んでいってしまったこともあります。修業を重ねないと店頭には立てないですね。厨房の人には敬意を表してます」。
俳優の加勢大周(48)と所属事務所の芸名所有権を巡る騒動で、「新加勢大周」として坂本がメディアに登場したのが1993年。タンクトップでワイドショーに連日登場し、時の人となった。
その後、坂本の地元、同県八千代市に「坂本一生ジム」をオープンさせたのは昨秋のことだ。2DKでひとり暮らし(バツ2)をしながら、借金2000万円を返済しての再出発。騒動直後から転職14回、いまは順調なのか。
「駅周辺でチラシを配ったり、住宅街で徹夜でポスティングしたりしたこともあって、昼カラオケ常連のマダムが団体で会員になってくださったりしています。ラーメンでもチラシを配りましたが、僕が手渡すと、SNSで店の情報を拡散してもらったこともあるんですよ。本当に、ありがたいっす」
芸能界で「三流」と揶揄されても「上等」と笑い飛ばした坂本。実業家として経営哲学も雑草魂にあるようだ。