千葉市  教職員13人を障害者として誤計上

千葉市    教職員13人を障害者として誤計上

 

千葉市教育委員会は30日、障害者手帳を持っていない職員や雇用数には本来カウントされない短時間勤務の職員合わせて13人を誤って障害者雇用数に計上していたと発表しました。

相次ぐ障害者雇用率の水増し問題を受けて、千葉市教育委員会は障害者雇用数に計上している教職員64人のうち、障害者採用枠以外の32人に対し障害者手帳の有無を確認したところ、7人が手帳を所持していなかったことがわかりました。

また、障害者手帳は持っているものの本来雇用数には数えない週20時間未満の短時間勤務職員も6人いて、合わせて13人の教職員が障害者雇用数に誤って算入されていたということです。13人を差し引いた千葉市教委の障害者雇用率は、法定雇用率の2.4%を大幅に下回る1.74%となりました。

また、千葉市本体の部局でも自己申告により障害者として算入していた職員28人に対し手帳の有無などを確認したところ、手帳の有効期限が切れていた職員が1人いたということです。千葉市と市教委は障害者の雇用拡大と国のガイドラインに沿った手続きの徹底に努めるとしています。