千葉市
認知度は1割程度・・・東京オリンピック千葉県内開催の3競技
2020年の東京オリンピックで、レスリング、フェンシング、テコンドーの3競技が千葉県内で開催されることを知っている人は、県民の1割程度に留まることがわかりました。ちばぎん総合研究所は8月、県内在住の15歳以上の男女千人を対象にインターネットによるアンケート方式で東京オリンピック・パラリンピックに関する意識調査を行いました。
その結果、オリンピックとパラリンピックの競技が県内で開催されることを知っている人は81.2%で、競技開催地の千葉市と一宮町の住人に限るとその認知度は95.4%に上りました。ただ、何の競技が開催されるかについては、サーフィンが69.5%と突出して高かった一方、レスリング、フェンシング、テコンドーの3競技はそれぞれ1割台にとどまったほか、パラリンピックの4競技はいずれも1割に届きませんでした。
また、大会を支えるボランティアの募集を知っている人も3割に留まっています。ちばぎん総合研究所の担当者は「オリンピック開催まで2年を切っている中でサーフィン以外の県内開催競技の認知度は低い。この調査結果を踏まえ官民一体で更なる気運の醸成に努めてほしい」と話しています。