千葉市
凶悪犯罪から子どもを守る 警察や自治体、民間連携による安全対策会議
通学路などで子どもが被害者となる凶悪犯罪が全国的に発生したことを受けて、千葉県警は官民が連携した安全対策会議を開きました。会議には県警と千葉県、千葉市に加えて県警備協会など17の民間団体が参加しました。
去年3月、松戸市で登校中の当時小学3年生の女子児童が殺害されたほか、ことし5月には、新潟で下校中の小学2年生の女子児童が殺害され線路に遺棄されるなど、通学路で児童が凶悪犯罪に巻き込まれる事件が相次いでいます。これを受けて官民一体となって通学路の子どもの安全を強化するため、26日の会議では出席した民間団体が「子供見守りサポーター」に委嘱されました。
警察は普段の散歩やジョギング、それに、宅配業務や仕事での移動中に目を配るいわゆる「ながら見守り」を推奨しています。また、その後行われた防犯活動講話では、外部講師が大人が少し意識を変えるだけで地域の子どもたちを見守ることができると呼びかけていました。