自衛隊明記 改憲に意欲 安倍首相 観閲式で表明
安倍首相は、陸上自衛隊の朝霞駐屯地で行われた観閲式で訓示し、憲法に自衛隊を明記する憲法改正に、あらためて意欲を示した。
安倍首相は、「自らの意思で、この困難な道に進んでくれた諸君、ただひたすら国民のため、献身的に職務を遂行する諸君は、日本の誇りだ」と述べた。
この中で、安倍首相は「日本を取り巻く安全保障環境は、格段に不確実性を増し厳しいものとなった」と指摘したうえで、年末に取りまとめる予定の防衛大綱について、「数十年先の未来の礎となる、防衛力のあるべき姿を示す」と強調した。
さらに、安倍首相は「全ての自衛隊員が誇りを持って任務を全うできる環境を整えるのが、政治家の責任だ」と述べ、憲法改正への決意をあらためて強調した。