千葉市 “日本の食”に熱視線…
80ヵ国の外国人バイヤーらが注目する意外な商品とは?
80ヵ国のバイヤー約4000人来場…「“日本の食品”輸出EXPO」
日本の輸出食品に特化した日本最大級の展示会「第2回“日本の食品”輸出EXPO」が千葉市・幕張メッセで開かれた。
展示会には、中国、ブラジル、アルゼンチンなど80ヵ国のバイヤー約4000人の来場が見込まれている。
会場には、おなじみの冷凍食品を取り扱う企業も出展。
また、鹿児島の漁業組合は養殖ブリをアピールしていた。
中国のバイヤー:
日本の食品は安全で、かつ食べて安心感があります。
ハワイのバイヤー:
日本製の商品はハワイで人気があります。ハワイの人は美味しくて高品質な商品を求めています。
日本の食の魅力を世界のバイヤーにアピールするためのこの展示会。ひときわ注目の的となっていたのが…
意外な組み合わせも…わさび人気
“つーん”が刺激的、と最近外国でも話題になっている日本のわさび。ここでは意外な味わい方で来場者にふるまわれていた。
その組み合わせとは…わさびとチーズ。
イギリスの男性バイヤー:
とてもおいしいです。
イギリスの女性バイヤー:
悪くない。わさびとの組み合わせ面白いです。
今回の展示会の狙いは、少子高齢化による国内市場の縮小が見込まれる中、官民一体となって食の輸出拡大を目指そうというもの。
さらに、ごま油をアピールするブースもあった。
出展した企業はこう語った。
竹本油脂の担当者:
(海外では)まだまだ知っている方が少ないので、本当にゼロからのチャレンジです。
参加企業は637社と去年の2倍になった。
日本政府は、来年までに輸出額1兆円達成を目指している。