千葉市 液状化対策で本排水実施へ
千葉市液状化対策推進委員会が30日、千葉市内で開催され、液状化対策を進めている磯辺4丁目地区で11月から地下水位を本格的に下げていく方針が 決まりました。
会合では、地下水位低下工法で液状化対策を進めている磯辺4丁目地区で、9月から始まった試験排水の状況について、目標値の地下水位1.5メートルに達していて、地盤沈下も認められないことが報告されました。そして今後も段階的な排水を進め、液状化を抑制する効果が高まる3メートルまで地下水位を下げていく方針が了承されました。
これを受け、磯辺4丁目地区では、これまでの試験排水を11月から本排水へと移行し、2か月間で50センチずつ地下水位を下げていくとしています。また、地盤の傾きなども段階ごとに調べていき、目標値の地下水位3メートルには、来年5月頃に到達する予定です。