千葉市
「村田川橋りょう」 後世に残すべき貴重な建造物として土木遺産に認定
千葉市と市原市を結ぶ「村田川橋りょう」が、後世に残すべき貴重な建造物として土木遺産に認定されました。
千葉市内の京葉臨海鉄道本社で19日、土木遺産認定書の授与式が行われました。
式には土木学会の福島二朗委員長や京葉臨海鉄道の早瀬藤二社長らが出席し、福島委員長が「明治時代に製造された村田川橋りょうは、当時の橋げた技術が現存していて非常に珍しい。部品も繊細で美しく、選考委員会では満場一致で選出された」と認定理由を明らかにしました。
村田川橋りょうは千葉市と市原市を結ぶ約60メートルの橋りょうで、一日約30本もの貨物列車が橋を渡っています。
京葉臨海鉄道 早瀬籐二代表取締役社長「鉄道貨物を輸送する鉄道会社が千葉県に存在することをまず知ってほしい。同時に土木遺産という100年を経過した歴史的な構造物が存在することをお知らせして、親しみを持って鉄道になじんでほしい」