習志野市 金井さん、初の宇宙へ
宇宙飛行士の金井宣茂さん(41)の母校、東邦大東邦中・高(千葉県習志野市)で17日、打ち上げ映像を投影する「パブリックビューイング(PV)」を行い、約千人が金井さんの出発を見送った。ぐんぐん上昇するロケットに安心した生徒らが大歓声とともに「見事な打ち上げ」と喜んだ。
体育館のPV会場では、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地で、金井さんら3人の宇宙飛行士を乗せた出発直前のロシアのソユーズロケットの映像が映し出された。科学ジャーナリストの寺門和夫さんが、ロケットの仕組みや信頼性が高いことなどを説明した。
打ち上げは日本時間の午後4時21分。会場を埋めた市民や中高生らがカウントダウンし、ロケットが発射台を離れて上昇。応援用のバルーンを一層大きく打ち鳴らし、熱い声援で送り出した。
寺門さんは、ロケットがわずか9分で宇宙に達すると紹介。宇宙船内の映像で金井さんを確認した松本校長(62)は「ほっとした。無事に任務を遂行してほしい」と打ち上げ成功に安堵(あんど)し、国際宇宙ステーション(ISS)での活躍に期待した。
高校3年時の金井さんの担任、平山顕教諭(52)は「素晴らしい打ち上げだった。これからも金井さんを全力で応援したい」とエール。さらに「無事にISSに到着し、ミッションを確実にこなして成果を上げてほしい。帰還後は、できるだけ早く本校に来てもらいたい」と活躍を祈念した。
金井さんは、元海上自衛隊の医師。いずれも東邦中3年の志鶴駿さん(15)は「医師志望なので金井さんは目標となる」、篠由樹さん(15)は「金井さんはすごい人。誇りに思う」と先輩の活躍に胸を張った。
市川市、習志野市、同中高による「金井宣茂宇宙飛行士プロジェクト実行委員会」は、応援機運を盛り上げる多彩なイベントを順次開催しており、同日はPVに先立ち特別講演企画「宇宙の謎にせまる!」を開いた。来年2月中旬には、ISSで実験などに取り組む金井さんとライブ交信を行う予定。
本日、習志野市鷺沼自宅より依頼を受け、お伺い、車椅子にて
習志野市谷津 谷津保健病院に通院治療をされ戻りました。