「動く城」に「地球屋」も、ジブリパーク開業へ

「動く城」に「地球屋」も、ジブリパーク開業へ

スタジオジブリなどが、愛知県長久手市の愛・地球博記念公園(約200ヘクタール)に整備計画を進めている「ジブリパーク」について、スタジオジブリと愛知県は2022年度中の開業を目指すことで合意した。

基本デザインもまとまり、メインゲートとなる区域のエレベーター棟を映画「ハウルの動く城」の世界をイメージして改装し、周辺には、「耳をすませば」に登場する店「地球屋」を再現した建物を造る。

県は昨年6月、同公園にジブリパークを新設すると発表。同公園は05年に愛・地球博が開かれ、公園内には映画「となりのトトロ」ゆかりの施設「サツキとメイの家」がある。この施設には17年度に約10万7000人が訪れている。県などはここも活用して、ジブリの各映画の世界観を表現する。事業主体は県で、スタジオジブリは企画監修を行う。