ムーミンの世界を体験できる施設が来年3月16日、埼玉・飯能市に開業決定
世界的に人気が高いフィンランドのアニメキャラクター「ムーミン」の世界を体験できるテーマパーク「ムーミンバレーパーク」の開業日が、来年3月16日に決定したことが9日、都内で行われた「2018 ムーミンの日の集い」で発表された。
「ムーミンバレーパーク」は現在、埼玉県飯能市の宮沢湖周辺に建設中。ムーミン一家が暮らす家や水浴び小屋、灯台などの建築物、物語を追体験できるアトラクション、原作者トーベ・ヤンソン氏に関する展示施設などが予定されている。また、この日はストーリーをモチーフにしたアスレチックやツリーハウスなどが造られることも発表された。
開業日は、ヤンソン氏のめい、ソフィア・ヤンソン氏が動画で発表。「日本にパークができることを、トーベも喜んでいると確信しています。本物のムーミン谷に入り込んだような気持ちになれると思います」とメッセージを送り、来春の完成を楽しみにしている様子だった。
ムーミン物語のテーマパーク、正式開業が2019年3月に決定、埼玉県飯能市に
ムーミンの物語をテーマとする「ムーミンバレーパーク」が2019年3月、埼玉県飯能市にオープンすることが決定した。運営する投資銀行のフィンテックグローバルとムーミン物語が発表した。
ムーミンバレーパークでは、ムーミンの物語を追体験できるアトラクション、ムーミン一家と仲間たちによるライブエンターテイメントやグリーティング、原作者であるトーベ・ヤンソン氏の思いが感じられる展示施設などを用意。例えば、ムーミン一家が暮らす「ムーミン屋敷」や、物語に登場する「海のオーケストラ号」ではアトラクションとして、モーフィング(変化する映像)を使い、ムーミンたちと一緒に冒険に出かける臨場感ある体験を提供する。
このほか、物語の中でムーミン谷が洪水となった時に流れて来た「エンマの劇場」では、ムーミンと仲間たちによるライブエンターテイメントを上演する。「おさびし山」をイメージした「冒険と思索の山」では、アスレチックやツリーハウスに加え、頂上にはシンボルである天文台を用意。湖を横断するジップラインも設けた。
さらに、ムーミンのギフトショップは世界最大級の商品を揃え、ムーミンバレーパーク限定のオリジナルグッズも販売。レストランでは、地元食材を使った北欧料理とムーミンの世界観を融合したオリジナルメニューを提供する。
ムーミンバレーパークは、2018年11月に順次開業するテーマパーク「メッツァ」の1エリアとして開業。メッツァは、北欧のライフスタイルやムーミンの世界観を体験できるテーマパークとして展開。有料エリアの「ムーミンバレーパーク」と、無料エリアで北欧のライフスタイルを体験できる「メッツァビレッジ」(2018年11月開業)の2エリアで構成する。