速度&航行時間もUP!世界初”リチウムイオン電池”搭載潜水艦「おうりゅう」進水式
神戸市の造船所で世界で初めてリチウムイオン電池を搭載した海上自衛隊の潜水艦の進水式が行われました。
神戸市兵庫区の三菱重工神戸造船所で開かれた式典には、防衛省の関係者など約300人が出席し、新しい潜水艦は「おうりゅう」と名付けられました。
おうりゅうの全長は84m、2009年から海上自衛隊で運用されている「そうりゅう」型と呼ばれる種類の潜水艦で11番目の艦船です。
今回からエンジンが変わり、世界で初めてリチウムイオン電池とディーゼルエンジンを組み合わせた構造となっています。防衛省によるとエンジンの変更により、これまでの潜水艦よりも速度が速くなり、航行時間が長くなるなど性能が向上しています。
総工費は約660億円で、再来年には自衛隊に引き渡される予定です。