中国成長率、6.5%に減速=「貿易戦争」で9年半ぶり低水準―7~9月
中国国家統計局が19日発表した7~9月期の国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年同期比6.5%増にとどまった。
4~6月期は6.7%増で、伸びは2四半期連続で減速。2009年1~3月期以来9年半ぶりの低い成長率となった。米国との「貿易戦争」で経済が冷え込み始めた。
政府が18年の年間目標に設定した「6.5%前後」は引き続き達成。しかし、今後は貿易摩擦の影響がさらに顕著になると予想され、10~12月期は6.5%を割り込む可能性もある。